今年制作してて思ったことや自分なりの方法などをチラ裏的にダラダラ書く。
・Falmaki、はじめてのマスタリング
今回のコンピを主催して、初めて人の曲にマスタリングという行程を行った。
http://www.musicradar.com/tuition/tech/13-pro-mastering-tips-523509 (日本語訳があったと思うがどこかわからん)
http://imisin.net/blog/mastering1/
を参考にして、自分に出来そうなことだけでやっていくことにした。
基本的な流れとしては①リミッター②サチュレーター③EQ④コンプ⑤リバーブ⑥ステレオイメージャー⑦EQ⑧マルチバンドコンプって感じでかけた。曲によって順番とかかける種類も違うけど大体そんな感じ。
参考の人はもっとかけてそうなんだが、Cubaseは1トラックに8個までしかプラグインをさせないので(センドを使えばいい話なんだけど)、あとやり方を一々開拓してる時間もなかったのでこの構成でマスタリングを行った。使用したプラグインはFluxの色々、Wave ArtsのTube Saturator、NIのSolidシリーズ、AOMのStereo Imager Dなど。リバーブはCubase付属。共通の最終センドバスにはWaves L1を-0.1でセット。
Mid/SideありのEQなどはなかった、コンプには付いていたけどいまいち使う理由が分からなかった。ただStereo Imager Dで代用は利いた気がする(CenterとSideの音量を弄れるので)
以下現時点でマスタリングのときに考えていたこと
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・少しずつ潰して音圧オバケにしていく
一つのプラグインで一気にあげようとするとなんかグチャっと分かりやすく潰れるので、複数に分けてちょこちょこっとレベルを突っ込んでいく。するとちょっとわかりにくく潰れるようになる。気がする。
・サビ前や強調したいパートの前で突っ込むレベルを変える
トラック自体の音量で変えるとあんまりよくないらしいので(たぶん音量だけが変わって聴きにくいからだと思われる)、サチュレーターのアウトプットを弄った。
それなりにメリハリが付く気がする。
音圧をあげるとその分ダイナミクスが失われ、曲がのっぺりするので、意図的に強弱をつけること。
・悪さをしてるのは大体コンプ
やたら低音がブーミーになったり明瞭さがなくなったり、なんかチリチリノイズが乗ったりするのは大体コンプのせい。一匹残らず捕らえろ!
・EQ
ほんとはEQに頼ることなくやっていけたらいいんですけど、音圧をぶち上げるという不自然な行為と下手糞なマイキングと演奏のおかげで僕は今日も元気にイコライズするのです。
コンプとかで音圧をぶち上げていくと大体ローミッドがミシュラン君のようにモコモコ大きくなってきます。
だけど私はベイマックス。あなたの耳を守ります。大体60~80hz、200~300hzくらいがでかくなるので根こそぎベイマックス。ピークをついてピンポイントを狙って、下げるのは1~2dBくらい。バイパスして確認。削りすぎるとサウンドがミイラ化する。
・音作りとしてのEQ
まだ検証段階ですが500hzあたりを上げるとなんかガッツが出た気がする。
あとはローエンドハイエンドを持ち上げると音がよくなったような「気がする」(ミックスマモルより引用)
・音量感を大事に
書き出した波形の形よりも、音が「グッと来てるか」を重視する。具体的にはローが胸やお腹に届いているかとかそのへん。
あんまり海苔になってなくてもいいではありませんか。
・センターが大事
ボーカル(メロディ)、キック、スネア、ベース
これさえあればもう何もいらないんじゃね?あとはなんか刺身のつまみたいなもんでしょ
ギターとか頑張って弾いたのはいいけどメロの邪魔になると思ったら心を鬼にして即刻切り捨てよ。あえて埋もれさせたいなら別。
ステレオイメージャー使うのもいいんだけど、あんまり曲に広がりを出すと何を聞かせたいのかわからなくなる。ヘッドホンで聴くと全部の音が間近で聴こえるから迫力があるように聴こえるが。
あとアレンジャーの傾向として伴奏を出しすぎる傾向があるらしい。(DTMer妹より引用)僕まさにそれなので気をつける。
・基本的にただ音量があがっただけに留めたい
のでバイパスしてみてただ音量が下がっただけに聴こえるか試してみたりしました。
マスタリングによる多少の味付けが出来るならいいけども
・人の曲を参考にする
他の似てる曲を参考にする。もともとパロっぽい曲にはその元ネタっぽさを出そうとしてみる。
作った人が好きなアーティストを聴いて参考にしてみる。
着地点が分からないときにはよい指針になる。
・ノーマライズあんまよくないかもしれない
上げていく段階でヘッドルームが空いてないとすぐ潰れてしまうかも。未検証ですが、前回の東方アレンジではノーマライズしてから音圧あげようとしてて苦戦してたような・・・。
・Falmaki、なんとなくREC・なんとなくミックスによりなんとなく収拾が付かない
・ドラム。
BFD2を使っているけど未だにどうすればクリアな音になるか全く分からない。
たぶん最初から音作りが出来てるADとかが向いてるんだと思う、Superiorとか無理だと思う。
まずは曲によって楽器の音をちゃんと定めてベロシティをちゃんと打っていくこと。デモだからと適当に打たない。どうせあとでやり直すんだったら二度手間。
以下現状の音作りのやり方
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まずはパラ出し。別にBFD内で完結してもいいと思うが、持ってるプラグインを使うほうが安心できるので。
アンビエンスを狭める。OH以外は20~30%か、モノにする。場合によってはOHも狭める
アンビエンスはローを削ってコンプでぐっちゃぐちゃに潰す。
各楽器の送りも、room、ambにはほとんど出してない。スネアとタムには重要な余韻が出たりするから残しておく。
キックスネアタムの皮モノはDumpで余韻を消しておく。ロックっぽいドラムにするなら。
キックはインをペチペチ要員(アタック)、アウトをドムドム要員(存在感)にする。EQで1~3kくらいのペチペチ帯域と40~80くらいのドムドム帯域を突く。それ以外はいらないと思ったら削る。インとかはローカットしてもいいかもしれない。あとはコンプで潰す。
スネアはBFD内蔵のDriveとかで強くする。BTMに使うとスナッピー感が出やすい。
TOPは軽くローカット、ミッドを強調。BTMはハイミッドあたりか何もしない。センドでタイムの短いリバーブをかけてあげる。コンプで潰す、アタックは10~30ms、リリースは1~10msくらいか。
タムはそれぞれEQでハイとロー強調、それ以外は削る。必要に応じてまとめて潰す
皮モノには最終ゲートをかけてやる、被りだったりいらない余韻を消すため。今のところCubase付属。普通に優秀だと思う。アタック、ホールドともに0ms リリースは適当、150くらいだったか。
スレッショルドの設定だけ音を聴きつつ慎重に。ゴーストが消えてたりする。
ハット、適当にローカットしてハイを気持ち強調。
シンバル類、ダイレクトはほぼ全て切る。ライドは少し残す。OHに託す。
あとは全体を潰しすぎないこと。最終的にまとめて潰されるからだ。それとスネアはすぐでかくな
る、気をつける。
・ベース。
まずちゃんと弾くこと。
しっかりラインの時点でしっかりしたレベルと明瞭な音が録れているか?そうでなくては後で強調しても不自然なローが暴れまわるだけ。Kontaktのベースのほうがよっぽどいい仕事する。
あとはキックと合ってないと相当ダサい。メトロノームかドラムをちゃんと聴いて。
音作り・・・ローカットしとく。20~40くらい。超低域は速やかに捨て置け。
コンプでそろえる。
一部のブーミーな音はオートメーションでちょっとボリュームを下げて戻すというのを繰り返す。もぐらたたきのように終わらない無限ループだけど自然に仕上がると思います。いわゆる手コンプのようなものか。
あとは、ベースって気にしだすとどんどん下げていってしまってスカスカになるか、上げまくってるのに気付かず、「なんかうまくはまらんなぁ・・・」となったままミックスダウンまで行ってしまう事が多い。俺はそう。ベース単体だけでなくオケ全体に耳をむけてどのようなバランス感覚になっているか知覚し続けることが重要。
・ギター
録音では小さい音量で録った57とコンデンサと、アンシミュの音三つ混ぜたりする。位相がひどいのでどれかは大分下がることになる。マイクでアタック感、シミュで歪みと音量を稼ぐという考え方なんだけど、たぶんあんまり良くないんだろうなと思う。
大きい音で録りたい。
ミックスではローカット。しすぎるとなんか何でいるのかよくわからない存在になります、気をつけて。
これも曲によってうるさいところはオートメーションで上げ下げしたほうがいいと思います。
ギターは下手に潰すと崩壊するので味付け程度のコンプがいい気がします。
あとはてきとう。
・Falmaki、弾けないギターを弾く
曲のキーに合わせて使えるポジションがわかるようにしようね。
あとは狙ったところにちゃんとピックがあてられるようにしようね。
逆アングルないし平行に当てないとしっかりした音が出ないよ。
・Falmaki、ベースなら弾けると勘違いする
まずはクリックに合わせられるように。付いていくんじゃなくてお互いに追い合うような感じ。
フレーズに休符やシンコペがあっても冷静にリズムを取って。
両手の指をちゃんと同期させる。音が詰まりがち。
疲れるの早すぎ、鍛えるか力抜くこと
来年もがんばりましょう。